むちうち
交通事故のように体に強い衝撃などを受けてしまったときに、その衝撃に構えられればいいのですが、人間の頭は思っているよりも重く、首はその頭を支えることはできるのですが頭が衝撃によって振られる力に対抗するようにはできていないのです。
その結果、軟部組織である、筋肉や筋に強い力がかかり捻挫してしまうのが、頸部の捻挫になるわけです。
交通事故の後に苦しむむちうちの大半は、この頸部の捻挫にあるのです。
そのため、事故後に豊中市にもある整形外科などで、検査を受けたとしても、レントゲンやMRIなどには軟部組織が映らないために、原因がわからないということで投薬治療に終始してしまうことになるのです。
当院では、なかなか治りにくいむちうちに関して、全身で受けた衝撃を考えていきます。
鉄の塊である車を破壊できる衝撃が加わっているわけですから、痛めているのは首だけではありません。
むちうちが改善していかない原因には、背骨や骨盤などにも受けた衝撃がゆがみを生み出てきていることもあるのです。
整骨院として、全身のバランスを整えるために背骨や骨盤を正しい位置に戻したりすることで、こういった原因にも対応し、早期の改善を考えていくのです。
さまざまな症状について
「むちうち」というのは、交通事故によって引き起こされてしまうことがほとんどです。自動車の衝突による衝撃によって、首がむちのようにしなる動きをするために、こういった名称がつけられており、首の骨がズレてしまったり、組織が損傷してしまうといった怪我のことです。
症状は、首の痛みはもちろんのことですが、首を全く動かせなくなってしまうなどの運動制限、さらには頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、肩から背中にかけてのコリやハリ、ひどい場合には手足にしびれが生じてしまうことも御座います。
こういったむちうちの症状というのは、どれくらいの衝撃を受けたかによっても異なっており、激しい衝突事故の場合には怪我の程度が大きくなってしまいがちですが、たとえ軽い衝突事故だと思っても実際には身体に大きな衝撃が加わっていて重症になってしまうというケースもありますので注意が必要です。
症状は事故直後すぐにあらわれるという場合だけではなく、受傷直後にはこれといった症状があらわれなかったので大丈夫かな?と思っていたら数日から数週間経ってから急に痛みがあらわれてきたという場合もありますので、たとえ痛みが軽かったりほとんど無かったとしても早めに豊中市のあらき整骨院を受診することをオススメいたします。
受傷直後に整形外科などの病院にてレントゲン検査などをしても異常が認められないということも多々あり、つらい症状があるにも関わらずシップや痛み止めの飲み薬を処方されるだけで適切な治療が受けられていないという方もいらっしゃいます。
種類について
むちうちと言っても、いくつかの種類に分けることが出来、それぞれの種類によって、あらわれてくる症状や効果的な治療方法というのも異なってきますので、ご自身の怪我がどの種類に当てはまるのかを知っておくということも大切です。
いちばん多い種類が「頚椎捻挫型」と呼ばれているタイプです。七割から八割程度の患者様がこのタイプであり、主に首を動かしたときや押したときに痛みがあったり、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張してしまってコリを感じる、頭痛やめまい、吐き気、腕や手のシビレなどの症状があります。
「バレーリュー症候群」というタイプは、交通事故の衝撃によって首の交感神経が刺激されてしまうことによって引き起こされます。
頭痛やめまい、耳鳴り、さらには視力低下や目がかすんでくるなど目に症状があらわれることもあります。また、顔の左半分、右半分どちらかに痛みが出ることもあります。
「神経根型」というタイプは、神経根が圧迫されてしまうことによって引き起こされます。
腕や手、指、さらには頭などに違和感があったり、シビレや麻痺を感じることがあったり、頭がボーっとするという症状があります。
「脊髄型」というタイプでは、元々首に痛みや障害を抱えている場合に交通事故に遭ってしまったというときに起こりやすく、脊髄までに損傷が及んでしまうことによって引き起こされます。
腕や手、指のシビレだけではなく、足にまでシビレが出てきてしまったり、それによって歩くことに支障が出てきたり、排尿や排便障害という症状があらわれてくることもあります。
最後に、「脳脊髄液減少型」というタイプは、交通事故の強い衝撃によって脳のくも膜に損傷を受けてしまうことによって、次第に脳脊髄液が漏れ出してしまっているという状態です。
身体の各部位の痛みや身体の疲れ、ダルさによって集中力が無くなってしまったり、女性の場合には月経困難などの症状があらわれることもあります。
事故から何年も経過しているのにも関わらず、なかなか症状が改善しないという場合には、こちらのタイプである可能性もあります。
こういった五種類のタイプに分けることが出来ますので、ご自身の症状や、事故の状況などから、どのタイプであるかを見極めるということが大切です。
効果的な治療法
むちうちというのは首の痛みがメインとなっている怪我ですので、その症状の原因は首にあると思われがちです。
整形外科などの病院で治療されているという方の場合には、首の牽引をしたり、首に電気をあてたり、首にシップを貼ってもらったり、といった治療を続けられているケースも多いかと思いますが、こういった治療によって痛みを緩和することは出来ても、根本的な解決にはならなかったりするのです。
その理由は、むちうちの痛みの原因は必ずしも首だけにあるとは限らないからなのです。
豊中市のあらき整骨院では、早期に痛みを取り除いて根本的に解消していくために、首だけに対してのアプローチだけではなく、骨盤や背骨の矯正治療、整体もおこなっていきます。 首が痛いのに骨盤に対して施術をするのは意味があるの…?関係ないのでは…?と不思議に思われてしまうかもしれませんが、首の骨というのは下におりていきますと背骨につながり、そして土台である骨盤につながっています。
もし、土台部分にゆがみやズレ、ねじれなど異常がある場合には、その先の首にも異常が出てきてしまうのです。
骨盤のゆがみを取り除きませんと、いつまでも首に負担がかかった状態が続いてしまい、痛みなどの症状を引き起こしてしまうのです。
豊中市のあらき整骨院では、こうした骨盤を始めとした全身の骨格のバランスを正常な状態に戻すための治療をおこなって効果的につらい痛みなどの症状を改善させていきます。
整体というと、骨を強い力で押したりしてボキボキと鳴らして痛みもあるのでは…?と不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
ですが、当院でおこなっている整体治療というのは、しっかり身体のことを知り尽くした専門家が確かなテクニックでおこないますので、患者様が痛みを感じるということもなく安全な施術です。
痛みに弱いという方でも安心して受けていただくことが出来ます。
患者様ごとの状態にもよりますが、完治するまでには数ヶ月程度を要することもありますので、きちんと治療を継続していただくということはとても大切です。
今までのつらい痛みが整体によって無くなったからといって、そこで治療を中断させてしまいますと、しばらくしてからまた痛みが出てきてしまうということもあります。ですので、早期回復を望むのであれば完治するまでしっかりと治療しきらなくてはなりません。
そのまま放っておいてしまいますと、後遺症が残りやすい怪我でもありますので、専門的な治療を早めに開始するということも大切です。早めに治療を開始すればするほどに、それだけつらい症状と長く付き合わなくて済むようになります。
基本的には骨盤矯正などの整体治療をメインにした施術をおこなってまいりますが、患者様の症状や状態、どのようなタイプのものなのかによって、最適な治療方法も異なってきます。
当院では、どのような場合であっても、問診や細かい検査によって患者様の身体の状態を把握した上で、いちばん効果的な治療方法を組み合わせて施術してまいります。
患者様ごとのオーダーメイドな治療が出来るからこそ、素早く痛みを取り除いて根本治療につながっていくのです。
もし、他の整形外科などの病院や治療院にて治療を受けたことがあるけれども改善しなかったため中断してしまったという場合、現在も通院中だけれどもあまり改善の兆しが見えずに不安を感じているという場合、こういったときには是非一度当院までお気軽にご相談ください。